こんにちは、DEKAEです。
Postcrossing(ポスクロ)53ヶ月目の8月。
1年半ぶりに転居しまして、インターネットで郵便の転送願いを出そうとしたら…今はスマートフォンでないと申込できないのですね!
私スマホ持ってないので郵便局の窓口まで行って手続きしましたよ←
アジア
成都で行われたミートアップのカード。それに古地図を持ってくるってセンスのかたまりすぎない?
送り主は若い美女なのですが(←)夫婦でポスクロ活動に参加しているようです。ふ〜ん、みたいな
北米
いいですね〜安い雑貨屋で売ってそうなトンチキポストカード!
「スーパーオーサム」というバッヂが何ともアメリカン。
人気の「Greetings from」シリーズが切手になったものは初めて見ました。カードもいいけれど、このサイズだと宝物感が増して素敵です。
テキサスからクールなハーレーダビッドソン★
「数年前に亡くなった夫はバイクに乗ることを愛していました。まるで若者のように」
またそんな泣かせることをおっしゃる…。
「六十の手習いに何をしたいか」と尋ねると、多くの日本人はそば打ち、イギリス人は庭いじり、アメリカ人はハーレーと答えるっていうアネクドートがあるそうですね。
ま、そんなことは言いませんでしたが←
コーヒーの切手は初めて見ましたが、フォントがレトロでグッドですね。
こちらもテキサス。ノーマン・ロックウェルのマーメイドという絵ですが…なんだか壮絶ですね。
人魚が縛られているのに微笑んでいるように見えるのが狂気。
そして、この方は字が非常に特徴的でらっしゃいます。
万年筆で書いたと思われるメインの文章は力強いのですが、下部のユーザー名とカードID、そしてエアメールを表す色の線は実に繊細。
活版印刷のような書体に惚れ惚れします。
アメリカからきたムーミン。巨大な月を前に身を寄せ合うムーミンたち、ややホラーテイストです。切手には不思議なロボットが…
「昼食にddeokbokkiを作りました。食べたことありますか?」と書かれています。
デデ…?何その呪文みたいな食い物?と思ったらトッポギのことなんですか。どうこじらせたらそのつづりになるの?
北欧
こういうテイストのイラストすごい好き!緑色のバツ丸くんみたいな人たちが気になります。
送り主はその名を聞くだけで旅愁を掻き立てるラップランドの出身。
お嬢さんが小学校に入学したので、実家の両親と特別なディナーでお祝いしたそうです。
そのメインディッシュが「オーブンでローストしたキジリジカのコケモモジャム添え」。まったく想像つかないwww
ちなみにお嬢さんは「おしりたんてい」の大ファンだそうです。フィンランドでも放映してるんですね…
いいですね〜季節正反対のサンタ。てへぺろトナカイやワンちゃんとのあざとショットなど、さすがサービス精神旺盛です。
「今朝森の近くでブルーベリーを摘んできました。これからブルーベリーパイを作るの」と書かれていました。
なんかやっぱりフィンランドってすごいよね←
西欧
オランダらしいカード。デザインがレトロです。
スペイン語を話せる方だったのでスペ語で書いてくれてました〜。アムステルダムとユトレヒトの間の、湖や森がある小さな町に住んでいるそう。
オランダ旅行中にユトレヒトからアムステルダムまで電車で移動しましたが、その間に通ったのかもしれない。とか考えるとうっとりだぁ~
踏んだり蹴ったりなワンちゃんのカードです。が、数週間前にご自宅の庭で送り主の飼い犬がハリネズミの赤ちゃんを見つけたのだとか!
衰弱しきっていたのを保護したところなんとか命をつなぎ、今では元の3倍ほどの大きさにまで育ったそうです。
庭にハリネズミっていう事態も衝撃ですが、それを発見して危害を加えずにご主人に知らせるワンちゃんが賢すぎてもう…抱きしめてあげたい←
中欧
ギャーッ(卒倒)
プラーター公園がキラキラしちゅー!ウィーンで学んだという方からです。
この街の冬の夜空って本当に煌めいていて、マジでこういうフィルターがかかってるように見えますからね。
以前、通っている美容院でお告げカード的なものを引かされたんですが(笑)
それは「何か質問を思い浮かべながら引くとその答えが出る」という類のものでした。
んで「いつウィーンに引っ越せますか?」と心に浮かべながら引いたら、「Within a few months」と書かれたカードが出たではありませんか!
あまりにドンピシャなお告げに絶叫、それから数ヶ月経つ気がするのですが…いつになったら時が来るのかな?
東欧
ロシアから来たユニコーン。
送り主はロシア国内旅行にハマっているらしく(今現在国外旅行ができるのか不明ですが)最近はシベリアを訪れたそうです。
シベリア…うっとり。シベリア鉄道に乗った話を登録時に書いておきました。
シベリア鉄道で国境越え ~ ロシアからモンゴルへ(イルクーツク→ウランバートル)
医療機器のエンジニア女子より。
「私はヲタクでもイーロン・マスクでもないけれど、電気にとても興味があるんです」とクールなことを書いていました。
この絵柄は「ダーチャ」というロシアの別荘カルチャーを思い出させます。
私に教えたい言葉は"авось"。直訳できる英語はないものの「ひょっとして」みたいなニュアンスだそうです。
ベラルーシより「kupalle」という祝日の様子を描いたカード。
これはスラヴ圏の夏至祭りだそうで、日が出ている間にお花を摘みに行くそうです。何そのファンタジックな催し…
夏至というものは、やはりヨーロッパのものというイメージがあります。一年通してわりと昼がしっかりあるアジアであまり夏至関連の祭りはないような。
ヒィィィィッルーマニアから来たぁぁぁぁぁ!何
しかもウクライナと接する北部の地域からっ。
何を隠そう私ルーマニア最北部のマラムレシュ地方に滞在し、完全に恋に落ちましたので、その旨を登録コメントで語らせて頂きました…
ヨーロッパ最後の中世・世界遺産マラムレシュへの行き方【ルーマニア】
もっとも、マラムレシュが「最後の中世」と呼ばれるのに対し送り主が住むのはマクドナルドがある系の町でしたが。笑
こちらが送ったカード
「世界中のナインチェ(ミッフィー)のカードが見たい」というオランダの方へ。
日本でしかお目にかかれないであろう、鳥獣戯画の中でまろぶナインチェを送ってみました。
こちらも世界的ウサギをオランダの方へ。。
お相手は「エフテリングが好きで何度も行っている」とのことだったので、私もかつて訪れたことをコーフン気味に書きました。
「まだジョーキーのキーホルダーを持ってますよ!」とも。
吉田博の木版画。「ダイアナ妃も所有していたんですよ」と書いておいたら他の作品も探してみたようで、「彼女が愛したのも納得です!」とコメントがありました。
吉田博展でまたポストカード爆買いしたので成仏させる【東京都美術館】
「あなたの書く字も同じくらい芸術的ですね」とも。
日本で「芸術的な字」と言われると褒められているか微妙ですが、「おかげで表も裏もとても美しいです」とあったので褒められてますね←
こちらは冷蔵庫に貼られたそうです。お相手はアメリカの方なんですが、風水とか一切気にせず冷蔵庫にバンバン飾れるのちょっとうらやましいw
中国系アメリカ人へ。英語と中国語はもちろん、幼少期にヒスパニックの友人が多かったためにスペ語も喋れるわ、学校で他の言語もいろいろ習得したわのマルチリンガルです。
妖怪という日本文化をこのカードでご紹介したのですが、「先月観た『平成狸合戦ぽんぽこ』と同じ精神を感じます」とのコメントが。
わーん、そこまで深く理解して頂けるなんて妖怪ヲタ冥利に尽きるわ←
「日本人の方は日本語で書いてください」とプロフィールにあったアメリカの方へ。神奈川県に留学していたそうで、「横浜線が恋しい」と登録コメントがきました。
「グラッチェガーデンズのゴルゴンゾーラとハチミツのピッツァが食べたいです」とも書いてましたが、食べたことないので共感できないw
スペイン語も勉強していたそうで「日本語の発音を理解するのに役立ちました」とのこと。
スペインへ。「熱波のニュースを読みましたが、大丈夫ですか?」とスペイン語で書きました。
登録コメントによるとやはりとても暑いようですが、「笑顔を忘れずに」と日本語でメッセージが。
切手
7月発売のトイ・ストーリー切手です。
行った郵便局は63円のが売り切れだったので84円のみ仕入れ。キャラクターが手紙を持っているのが切手ならではで良きです。
今年当たらなかったお年玉切手を頂きました。
すっごい今さらですが、自分が後から見返して可愛かったな~と思うために載せときます。
おわりに
冒頭の話に戻り。
スマホがないとネットで転送の依頼を出せないのは少々面倒だなと思ったのですが、今住んでいる地区の局員の方は転送用シールの貼り方がものすごく繊細で。
書いてある部分にかからないよう、場合によってはシールの一部を切って二段にしたり、入りきらなかった部分を切り落として手書きで補ってくれたりと…
余計な仕事を増やしてかたじけないという気持ちにorz
当然のようにポスクロを趣味にできる国のほうが少ないのだ、という認識を新たにした次第です。
おしまい